ステイロディスカス

ステイロディスカスの花
写真 ステイロディスカス
撮影時期 2002.3.31
栽培状況 苗購入後、庭植え

科名

キク科

属名

ステイロディスカス属

学名

Steirodiscus tagetes

園芸分類

秋まき一年草

別名

(特にありません)

原産地

南アフリカ

主な用途

鉢植え、庭植え

花期

3月〜4月

【ステイロディスカスについて】

ステイロディスカスは、南アフリカ原産の秋まき一年草です。ただし、耐寒性が弱く、秋にタネを播いて育てるには保温設備が必要なこともあって、業務用は別にして一般にはタネは販売されていないようです。

通常は、春先に園芸店やホームセンターなどでポ開花株を買って育てます。花壇のほか、小型で花期が長いので鉢植えやプランターで栽培するのにも重宝します。

【栽培メモ】

苗を購入して育てると栽培は簡単で、よく咲いてくれます。もっとも、最近、園芸店やホームセンターなどで見かけることがなくなったのは残念です。

【育て方は下へ ↓ 】

【ステイロディスカスの概要】

草丈

20p程度ですので、庭植えのほか鉢やプランターで育てるのに適しています。

春に花径2pほどの黄色い美しい花を咲かせます。

ステイロディスカスの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 弱い

耐寒性が弱いので、冬季は防寒が必要です。また、耐暑性も弱く夏を越すことはできません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

※ 苗から育てる場合:やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Steirodiscus・・・・・steiros(堅い)+ discus(花盤)が語源のようです。
※ 花盤とは、花托の一部が大きくなって突き出したものを言います。

tagetes・・・・・ギリシャ神話に登場する女神 Tages に由来します。

【主な種類と品種】

ゴールドラッシュという品種がありますが、園芸店では、単にステイロディスカスとして売られています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 過湿にならないようにします。

植え付け

園芸店やホームセンターなどでは、春先に花が咲き始めたポット苗が売られていることが多いので、購入したら早めに花壇やプランターなどに植え付けます。

寒さが残っている時期に購入した開花株をすぐに花壇に植えにすると、寒さで傷むことがあります。ですので、その場合は鉢やプランターに植えて、暖かいところに置くようにします。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

ステイロディスカスの花

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

株間

15〜20pほどが適当です。

日常の管理

過湿を嫌いますので、鉢植えの場合は過湿にならないよう注意します。

花がらをこまめにつみ取ってやると見栄えもよくなりますし、長く楽しめます。

肥料

あまり多肥にする必要はなく、液肥を10日に1回程度与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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