スタージャスミン |
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【スタージャスミンについて】 |
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スタージャスミンは、中国、台湾が原産のキョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木です。ジャスミンという名前がついていますが、テイカカズラの仲間で、トウテイカカズラ(唐定家葛)とも呼ばれます。園芸店やホームセンターなどでは、テイカカズラよりも香りが強い本種がよく出回ります。 風車の形をした花もなかなか美しいですが、なんと言っても、よい香りが魅力です。ジャスミンの仲間ではないとはいえ、開花時期になると甘い香りが周囲に漂います。枝がよく伸びるので、生け垣などにも利用されます。 耐寒性があり庭植えにできますが、栽培したところでは、庭植えの場合でも、剪定して育てると手に負えなくなるということはありません。 |
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【スタージャスミンの概要】 |
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![]() 樹高 ツル性で、枝が伸びて広がっていきます。 上の写真は庭植えですので、2mほどの広がりになっています。剪定をしなければさらに広がる状況です。 花 花径2.5pほどの小さな花がたくさん咲きます。 ジャスミナム属ではありませんが、とてもよい香りをもっています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Trachelospermum jasminoides 学名の説明 Trachelospermum・・・・・ギリシャ語の trachelos(頚、首)+ sperma(種子)が語源です。 jasminoides・・・・・「ジャスミンに似た」 |
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【主な種類と品種】 |
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テイカカズラは、こちらをご覧ください。 |
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【育て方と栽培のポイント】 |
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栽培のポイント ※ 夏には花芽ができますので、通常の剪定は、花後に行います。 植え付け 園芸店では、5月頃に花の咲いた株が鉢植えで出回っていますので、これを買って育てることになります。ツル性で枝がよく伸びますので庭植えが適していますが、ある程度までは大きな鉢で育てることもできます。 開花株を購入したときは、花が終わったころに庭に植え付けますが、つる性ですのでポールやフェンスなどに誘引する必要があります。暖地では秋でも植え付けできます。 苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、堆肥を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えた後は、タップリと水やりをしておきます。 鉢で育てる場合は、購入した鉢より一回りか二回り大きい鉢に植えつけます。 ![]() 鉢植えの用土 赤玉土とバーク堆肥を2対1程度に混ぜた用土に植えていますが問題なく育っています。 勿論、バーク堆肥の変わりに腐葉土でも差し支えありません。 植え場所・置き場所 日当たりのよいところに植え付けると花付きがよくなります。ただし、夏場は強い西日が当たるところは避けた方が無難です。 とはいえ、夏の午後もかなり遅くまで日の当たるところに植えていますが、特段の問題なく毎年よく花が咲いていますので、しっかりと根付いてしまえば、あまり神経質になる必要はないかと思います。 鉢植えも日当たりのよいところで育てますが、できれば、夏は水切れを防ぐ意味でも半日陰になるところに移します。 日常の管理 鉢植えの場合は、夏の水切れに注意します。 剪定 スタージャスミンは、夏には花芽ができますので、通常の剪定は、花後に行います。秋以降に強剪定をすると、花芽が切り取られるので、翌年花が咲かなくなります。 12月〜2月の剪定は補助的に、伸びすぎた枝を切り詰める程度にします。 肥料 庭に植える場合は、植えつけ時に有機質肥料を与えますが、後は、やせ地以外は特に必要はありません。むしろ枝が伸びすぎて困ることになります。 鉢植えの場合は、植えつけ時に有機質肥料を与え、4〜6月と9〜10月の間に、月に1回程度置き肥をします 病気・害虫 特にはありません。 |
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