シラサギカヤツリ

シラサギカヤツリの花
写真 シラサギカヤツリ
撮影時期 2010.6.19
栽培状況 鉢植え

科名

カヤツリグサ科

属名

ミカヅキグサ属

学名

Rhynchospora colorata

園芸分類

多年草

別名

シラサギスゲ、スターグラス

原産地

北アメリカ

主な用途

鉢植え、庭植え

花期

7〜10月

【シラサギカヤツリについて】

シラサギカヤツリは、北アメリカ原産のカヤツリグサ科ミカヅキグサ属の多年草です。涼しげな白い花が好まれることから、夏が近づいてくると園芸店やホームセンターなどでよく目にします。

白い花のように見えるのは、花ではなく苞です。耐暑性が強く、丈夫な植物ですが、湿地帯の植物ですので、水切れにならないように注意します。

【栽培メモ】

鉢植えで育てましたが、腰水栽培が管理が楽でした。根腐れすることもありませんでした。

【育て方は下へ ↓ 】

【シラサギカヤツリの概要】

草丈

30〜50pほどになります。株はそれほど大きくなりませんので、鉢植えでも十分に楽しめます。

花自体は目立ちませんが、白い苞を楽しみます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐暑性が強く、耐寒性はやや弱いですが、−2℃程度までなら大丈夫です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Rhynchospora・・・・・ギリシャ語の rhynchos(くちばし)+ spora(種子)が語源です。

colorata・・・・・「着色した」

【主な種類と品種】

葉に斑が入る品種があります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 鉢植えの場合は、腰水栽培にした方が管理が楽です。

植え付け

初夏になると園芸店やホームセンターなどで開花株が売られていますので、これを買って育てます。関東以西の温暖地では庭植えもできますが、少し耐寒性が弱いので鉢植えで育てるのが一般的です。

購入した株が植えられている鉢が小さいときは、根詰まりしないように一回り、もしくは二回りほど大きな鉢に植えつけます。

鉢植えの用土

赤玉土が適しています。また、手に入るなら田んぼの土でも差し支えありません。

シラサギカヤツリの花

植え場所・置き場所

日当たりを好みますので、よく日の当たるところに置きます。ただし、半日程度日が当たれば、問題はありません。

植え替え

できれば、毎年植え替えるようにします。時期は4月頃が適期です。

日常の管理

鉢植えの場合は、腰水栽培にした方が管理が楽です。

ひどく乾燥した場合は別ですが、少しくらいの鉢土の乾きでしたら株が枯れることはありません。とはいえ、1年を通じて水切れを起こさないように育てることが肝要です。

冬の管理

比較的耐寒性がありますので、強い霜の当たらない軒下で冬を越すことができます。地上部は枯れこんでしまいますが、春になったら芽を出してきます。

ふやし方

植え替えの時に、株分けで増やすことができます。

肥料

庭植えは、生育が始まる春先に緩効性肥料を与えます。鉢植えは、5月〜10月中旬に、緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。

病気・害虫

特にありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。