宿根パンヤ Asclepias tuberosa

宿根パンヤの花
写真 宿根パンヤ
撮影時期 2016.7.1
栽培状況 春まき後、庭植え(2年目)
科名・属名

ガガイモ科
アスクレピアス属

園芸分類

耐寒性宿根草

別名

ヤナギトウワタ

原産地

北アメリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

6〜9月

【宿根パンヤについて】

宿根パンヤは、ヤナギトウワタあるいは学名のアスクレピアス・チューベローサとも呼ばれるアスクレピアス属の宿根草です。

耐寒性があり宿根することから、この名前で親しまれています。アスクレピアス属のクラサビカも宿根パンヤとしている例がありますが、これは誤りと思われます。

パンヤというのはアオイ科(以前はパンヤ科)の落葉高木のパンヤの木(Ceiba pentandra )のことですが、宿根パンヤの果実の形がこの木の果実に似ているからだと言われています。

栽培したところでは、耐寒性があるとはいえ、冬には地上部が跡形もなくなり、芽が出てくるのが遅いため、少々ヤキモキしました。アスクレピアス属は、アブラムシが必ず付きますが、宿根パンヤも同様ですので、注意が必要です。

【花の特徴と性質】

宿根パンヤの花

草丈

摘芯をすれば、40〜50cmどになります。

ミカン色の花がたくさん咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性があり宿根します。耐暑性もあります。

学名の説明

Asclepias・・・・・ギリシャの医師 Aesculapius への献名

tuberosa・・・・・「塊茎状の」

【主な種類と品種】

アスクレピアスの仲間は、こちらをご覧ください。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

宿根草ですが、園芸店やホームセンターなどで苗を見かけることはほとんどありません。タネが販売されていますので、タネから育てることができます。

一般には、暖かくなった4月中旬以降にタネをまきます。秋まきは苗が育つ前に寒さがくるので、暖地でも避けたほうが賢明です。

箱まきにして、覆土はタネが隠れる2〜3mm程度にします。発芽後、本葉が3〜4枚になったらポットに植え替えて、薄い液肥を与えながら育苗します。

植え付け

ポットに根が回ったら花壇やプランターに定植します。

植えつけ時に、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。

宿根パンヤの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

庭植えの場合は株間を25〜30cmほどにします。標準のプランターの場合は、3株が目安です。

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよいところ好みます。耐暑性があり、真夏の直射日光が当たるところでも問題ありません。プランターなどに植えた場合も日当たりのよいところで育てます。

植え替え

花壇に植えている場合は、3〜4年したら株分けを兼ねて植え替えます。時期は、4〜5月頃に行います。

日常の管理

タネから育てる場合、早めに摘心をして枝数を増すようにします。花が咲いたあとは、花茎を早めに切り取ります。

冬の管理

冬は地上部が枯れてしまいますが、耐寒性がありますので暖地では霜除けをしなくても戸外で冬を越します。

肥料

花壇に植え付ける際に、緩効性肥料を土に混ぜ込みます。

鉢やプランターに植える場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、成育期間中は、夏場を除き、液肥を2週間に1回程度施します。用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に液肥を与えます。

病気・害虫

宿根パンヤは、アブラムシが非常につきやすいので要注意です。次々に発生しますので、見つけ次第早めに駆除しますが、定植する際にオルトラン粒剤を撒いておくと防除が楽になります。

夏に白絹病が発生することがありますので、天地返しや土壌殺菌剤を散布して発生を防ぎます。

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