シシリンチウム

シシリンチウムの花
写真 ’カリフォルニアスカイ’
撮影時期 2006.5.3
栽培状況 庭植え

科名・属名

アヤメ科
ニワゼキショウ属

園芸分類

宿根草

別名

ニワゼキショウ

原産地

北アメリカ西部

用途

庭植え、鉢植え

花期

4月〜5月

【シシリンチウムについて】

シシリンチウムはニワゼキショウ属のことで、野性化するほど丈夫なニワゼキショウ(S. rosulatum)もこの仲間ですが、園芸としては、カリフォルニア州やオレゴン州などが原産のシシリンチウム・ベルムの園芸品種などが栽培されています。

‘カリフォルニア・スカイ’は、青紫の素敵な色合いが魅力的です。他には、アイダホエンセの白花の‘アイダホスノー’があります。双方とも株がコンパクトなので鉢やプランターで育てるのに向いています。

栽培したところでは、やや暑さに弱いですが、小型のプランターに植え、夏は、午後に日陰になるようなところに置いてあったところ大丈夫でした。ストリアタムは、耐暑性が弱く、夏を超えることができませんでした。

花壇でも育てられますが、関東以西の暖地の場合、西日が遮られるような場所でないと夏越しが厳しくなります。

【シシリンチウムの概要】

シシリンチウムの花

草丈

ベルムは15〜20p程度、ストリアタムは60cmほどになります。

【主な種類と品種】を参照してください。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 やや弱い

耐寒性、耐暑性がありますが、耐暑性はそれほど強いというほどではありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Sisyrinchium

学名の説明

Sisyrinchium・・・・・ギリシャの植物名 sisyrinchion からの転用です。

rosulatum・・・・・「ロゼット状の」

bellum・・・・・「美しい」、「きれいな」

idahoense・・・・・「アイダホの」

striatum・・・・・「条線のある」、「条紋のある」

【主な種類と品種】

‘カリフォルニア スカイ’
S. bellum
‘California Skies'

草丈10〜15pほどのコンパクトな品種で、庭植は勿論、鉢やプランターなどで楽しむのにも適しています。また、青紫の素敵な色合いがとても魅力的です。

‘アイダホスノー’
S. idahoense var. macounii 'Album'

アイダホスノーというのは流通名で、本種はアイダホエンセの白花の変種と思われます。草丈20pほどのコンパクトな品種で、白花です。(写真:下から2枚目)

ストリアタム
S. striatum

大型のシシリンチウムで、こちらは淡黄色の花が咲きます。耐暑性がやや弱く、暖地での夏越しは厳しいと言えます。(写真:最下段)

‘ドラゴンズ アイ’
‘Dragon's Eye’

種小名ははっきりしませんが、‘カリフォルニアスカイ'と比較すると淡いスカイブルーの花が咲きます。(写真:上から2枚目)

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ 鉢やプランターで育てる場合、夏場は、半日陰の涼しいところに置きます。

植え付け

園芸店などでも見かけますし、種苗会社のカタログにも載っています。園芸店などでは、4月ごろに開花株が販売されていますので、これを買って育てます。

シシリンチウムの花

花壇に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥と化成肥料を少し入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。

ただし、耐暑性は強いというほどではありませんので、暖地の場合は、半日陰又は午後は日陰になるようなところが適しています。夏の西日が当たるようなところでは避けたほうが賢明です。

鉢やプランターで育てる場合は、秋から春は日当たりのよいところに置きます。

植え替え

花壇に植えた場合は、3〜4年したら秋に株分けを兼ねて植え替えます。

鉢やプランターで育てている場合は、毎年又は2年に1回は植え替えをします。

株間

ベルムは15p程度、ストリアタムは30cmほどにします。

日常の管理

鉢やプランターで育てる場合は、過湿にならないようにします。

シシリンチウムの花

夏の管理

耐暑性が強くないので、鉢やプランターで育てる場合は、花が終わったら日陰又は午後は日陰になるようなところに移します。

冬の管理

耐寒性は強いので霜除け等は必要ありません。

肥料

植えつけ時に緩効性の化成肥料を与えます。鉢やプランターで育てる場合は、3〜6月ごろに液肥を月2〜3回与えます。

病気・害虫

夏の高温多湿で、蒸れて枯れることがあります。

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