ゲイソリザ・ラディアンス

ゲイソリザ・ラディアンスの花
写真 ゲイソリザ・ラディアンス
撮影時期 2024.4.4
栽培状況 鉢植え

科名

アヤメ科

属名

ゲイソリザ属

学名

Geissorhiza radians

園芸分類

秋植え球根

別名

(特にありません)

原産地

南アフリカのケープ地方南西部

主な用途

鉢植え

花期

3〜4月

【ゲイソリザ・ラディアンスについて】

ゲイソリザ・ラディアンスは、南アフリカのケープ地方南西部原産のアヤメ科ゲイソリザ属の秋植え球根です。この属は小型の球根ですが、青紫のモナンサをはじめ花色の美しさはすばらしいの一言です。その中でも、本種のラディアンスは、青紫色と赤色のコントラストがたいへん鮮やかで、特に目を引きます。

ゲイソリザ属の球根は、秋植え球根の中でもとりわけ小さいですが、本種も同様で丁寧に取り扱う必要があります。また、半耐寒性で庭植えができないことから鉢植えで育てます。

【栽培メモ】

鉢植えにして、冬は霜の当たらない軒下で育てたところ、冬を越してよく咲いてくれました。

【育て方は下へ ↓ 】

【ゲイソリザ・ラディアンスの概要】

草丈

線条の茎が伸びて15〜20pほどになります。

花径は3pほどで、青紫色と赤色のコントラストが鮮やかな花が咲きます。

ゲイソリザ・ラディアンスの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 (夏は休眠)

半耐寒性で、耐寒性はさほど強くありません。夏は休眠します。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Geissorhiza・・・・・ギリシャ語の geisson (タイル) + rhiza (根)が語源です。
※ 球根を包んでいる薄皮がタイルのように規則的に重なり合っていることに由来します。

radians・・・・・「射出の」

【主な種類と品種】

他のゲイソリザの仲間は、こちらをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 球根が小さいので、丁寧に取り扱います。

※ 耐寒性がやや弱いので、鉢植えにして霜に当てないようにします。

植え付け

耐寒性がそれほど強くないので、鉢で栽培します。

植えつけの時期は、10月上旬〜10月下旬が適期です。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥を4:3:3程度に混ぜた用土に植えていますが特に問題なく育っています。

植え付けの深さ

球根の深さは2〜3p程度にします。

株間

5〜6号鉢に10球程度が適当です。

ゲイソリザ・ラディアンスの花

置き場所

日当たりのよいところに置いて育てます。

植え替え

毎年又は2年に1回は植え替えをします。

日常の管理

過湿にならないよう注意し、生育期は土の表面が乾いてから与えるようにします。

冬の管理

関東以西の温暖地では霜の当たらない軒下に置けば大丈夫です。ただし、特に寒さの厳しい日は、室内に取り込んだ方が安全です。それ以外の地域は、冬は室内で育てます。

水やりは少なくしますが、乾燥させすぎないようにして、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。

休眠期の管理

6月ごろには葉が枯れてきて休眠期に入ります。葉が枯れてきたら球根を掘り上げます。

掘り上げる時期を失したときは、そのまま、雨の当たらないところに置いて秋まで保存します。10月になったら掘り上げて、すぐに植え付けます。

植え替えをしない場合は、葉が枯れ始めたら水やりを止め、雨のかからない日陰に置いて秋まで保管します。

肥料

植えつけ時に緩効性の化成肥料を与えます。

後は、春になったら固形肥料を置き肥をするか2週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

アブラムシが付くことがあります。

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