ゲッカビジン(月下美人)Epiphyllum oxypetalum

ゲッカビジンの花
写真 ゲッカビジン
撮影時期 2006.8.11
栽培状況 鉢植え
科名・属名

サボテン科
エピフィルム属

園芸分類

常緑多年草

別名

(特にありません)

原産地

メキシコ

用途

鉢植え

花期

7〜9月

【ゲッカビジン(月下美人)について】

ゲッカビジン(月下美人)はクジャクサボテンの近縁種で、夏の夜に、芳香のある大輪の白花が咲きます。8時頃に開花し、2時間ほどするとしぼんでしまうので、美人薄命のたとえにふさわしい花です。

栽培されているクジャクサボテンは、園芸交配種ですが、このゲッカビジンは原種です。長い間、国内ではゲッカビジンは実をつけませんでしたが、これは、1株から挿し木によって日本国内に広がったためだと言われています。

すこし前に、原産地から別の個体を入れて交配したところ実を付けるようになったとのことです。

【花の特徴と性質】

草丈

よく伸びると2mほどになります。

花径20〜30pほどの大輪の花が咲きます。花には芳香があります。

耐寒性・耐暑性

耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。

学名の説明

Epiphyllum・・・・・ギリシャ語の epi(上)+ phyllum(葉)が語源です。
※ 花が葉の上についているように見えることに由来します。

oxypetalum・・・・・「尖った花弁の」

【主な種類と品種】

ゲッカビジンは原種です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

開花株は別ですが、苗はだいたい4〜6月頃に売られていることが多いと思いますので、これを買って植えつけます。ポット苗の場合は、4号鉢程度の大きさの鉢を使い、鉢底にゴロ土を入れて植え付けて、支柱をしておきます。いきなり大きすぎる鉢に植えると、その後の生育がよくありません。

開花株を購入したときは、真夏の植え替えは避け、9月になって植え替えします。

鉢植えの用土

用土は、排水性、通気性のよいことが重要です。赤玉土、鹿沼土、腐葉土を4:3:3程度に混ぜた用土などが一例です。

置き場所

秋から春は日当たりのよいところに置くようにします。

梅雨時や雨が続きそうなときは、雨を避けて軒下などに移します。

植え替え

植え替えは、2年に1回程度を目安に、暖かくなった4〜5月ごろに行います。また、開花株は花後の9月でもかまいません。

日常の管理

サボテン科の植物ですので、過湿にすると根腐れを起こすので注意します。必ず乾いてから水やりをします。植え込み材料にもよりますが、生育期間は週1〜2回を基本に水やりをします。

夏の管理

夏は明るい日陰に置きます。暑さには強いですが、直射日光が当たると日焼けをするので注意します。

冬の管理

耐寒性がないので、春まで室内の日当たりのよいところに置きます。

水やりは控えめにして、1〜2週間に1回程度を目安に軽く与えます。

肥料

肥料はあまり必要としません。置き肥をすると根腐れを起こしますので注意します。液肥を薄めの2000倍にして、春と秋に10日に1回程度与えます。

病気・害虫

夏にナメクジに新芽を食べられることがあります。

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