クンゼア Kunzea

ホワイトクンゼアの花
写真 ホワイトクンゼア
撮影時期 2016.5.7
栽培状況 庭植え
科名・属名

フトモモ科
クンゼア属

園芸分類

半耐寒性常緑低木

別名

(特にありません)

原産地

オーストラリア

用途

庭植え、鉢植え

花期

5月

【クンゼアについて】

クンゼアは、オーストラリア原産のフトモモ科クンゼア属の半耐寒性の常緑低木です。よく見かけるのは、ホワイトクンゼアですが、この木は、枝がしだれて白い花がたくさん咲きますので、オーストラリア原産の花木の中では、やや変わった樹形をしてます。

クンゼア属の中では、本種のほかに、カヌカやスカーレットクンゼア、バイオレットクンゼアなどもありますが、ほとんど流通していません。

ホワイトクンゼアを庭植えにして栽培したところでは、今年(2015年)はマイナス3度の日がありましたが、家の南側に植えていたこともあり、無事に冬を越しています。また、夏の高温多湿にも強く問題なく育っています。です。

【花の特徴と性質】

樹高

2〜4mほどになります。

【主な種類と品種】を参照してください。

耐寒性・耐暑性

耐暑性はありますが、耐寒性はやや弱く庭植えできるのは関東以西の暖地です。

学名の説明

Kunzea・・・・・ドイツの植物学者 Gustav Kunze に因みます。

ericoides・・・・・「エリカに似た」

baxteri・・・・・19世紀に西オーストラリアで活動したイギリス人の植物採集家 William Baxter への献名

parvifolia・・・・・「小さい葉の」

ambigua・・・・・「曖昧な」、「不明瞭な」

【主な種類と品種】

ホワイトクンゼア
K. ambigua

オーストラリア東部原産で、樹高は2〜4mほどになります。白い、小さな花が咲きます。

カヌカ
K. ericoides

ニュージーランド原産の中高木で、樹高は5〜7mほどになります。白い、小さな花が咲きます。

スカーレットクンゼア

K. baxteri

西オーストラリア州原産で、樹高は1〜3mほどになります。赤いブラシのような花が咲きます。

バイオレットクンゼア

K. parvifolia

東オーストラリア州原産で、樹高は0.5〜1.5mほどになります。ピンクや紫の花が咲きます。

【育て方と栽培のポイント】

ここでは、ホワイトクンゼアについて記載しています。

植え付け

比較的耐寒性がありますが、十分に根を張っていないと関東以西の暖地でも寒さで痛むことがありますので、遅霜の恐れがなくなってから植えつけると安全です。

花壇に植えるときは、苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、バーク堆肥(腐葉土)を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えた後は、タップリと水やりをしておきます。

ホワイトクンゼアの花

鉢植えの用土

赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を7対3程度に混ぜたものなどを使います

植え場所・置き場所

花壇に植えるときは、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。鉢植えも日当りのよいところで育てます。

植え替え

鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢やプランターに植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。

日常の管理

過湿は避けますが水切れを嫌いますので、鉢植えは、夏場の水切れに注意します。

ホワイトクンゼアは、枝が垂れてきますのでしっかりした支柱を立て、幹を支えるようにします。

剪定

伸びすぎた枝などを花後に剪定します。

冬の管理

暖地では、庭植えでも特に霜除けは必要ありませんが、寒さが気になる場合は、根元をバーク堆肥でマルチングをするなど霜除けをします。

鉢植えは、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは控えめにします。

肥料

それほど多肥にする必要はありません。春と秋に緩効性肥料を株元に与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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