クフェア Cuphea hyssopifolia

クフェアの花
写真 メキシコハナヤナギ
撮影時期 2016.9.10
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ミソハギ科
クフェア属

園芸分類

宿根草、低木

別名

メキシコハナヤナギ

原産地

南北アメリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

6月〜10月

【クフェアについて】

クフェアは、ミソハギ科の宿根草又は低木でメキシコを中心とした南北アメリカが原産地です。クフェア属の中でよく栽培されているのは、ここで取り上げているメキシコハナヤナギと呼ばれるクフェア・フィソップフォリアです。

それ以外に栽培されているのは、ハナヤナギタバコソウ、それにスリラッチャなどですが、とても同じ属とは思えないほど変化に富んでいます。

なお、本種以外の種は、それぞれ育て方も違っていますので別に取り上げています。

クフェア・フィソップフォリアを庭植えにして栽培したところでは、耐寒性はさほど強くありませんが、なんとか冬を越しています。

【花の特徴と性質】

草丈

50〜60cmほどになります。

花径1cmほどの小さな6弁の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐暑性はありますが、耐寒性があまり強くありません。

学名の説明

Cuphea・・・・・「曲がった」、「湾曲した」 ※ 果実の形に由来します。

hyssopifolia・・・・・「ヒソップのような葉の」、「ヒソップのような葉を持つ」

ignea・・・・・「炎色の」、「火のような」

micropetala・・・・・ micro(小さい)+ petalum(花びら)が語源です。

llavea・・・・・※ 明確ではありませんが、スペイン語の llave(鍵)に由来すると思われます。

【主な種類と品種】

メキシコハナヤナギ以外にクフェア属の中で、よく栽培されている種類を紹介します。

タバコソウ
C. ignea

紅花の低木で、ベニチョウジの別名があります。

ハナヤナギ
C. micropetala

8月ごろ咲きますが、切戻しをした後で11月ごろ咲く方が見映えがします。咲き始めは黄色ですが、時間がたつとオレンジ色に変化します。オレンジストローという名前で売られていることがあります。

スリラッチャ
C. llavea

草丈が30〜40cmほどで、クフェアの中では派手な色彩の花が咲きます。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

園芸店やホームセンターなどで開花株やポット苗が売られていますので、これを買って植えつけます。通常は鉢植えで育てますが、関東以西の暖地では、北風が当たらない家の南側などであれば庭に植えることができます。ただし、強い霜が当たると枯れることがあります。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度のバーク堆肥と緩効性の化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えで育てる場合、ポット苗を購入したときは、根鉢の下を少し崩して5号鉢程度に植えつけます。

クフェアの花

鉢植えの用土

赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。半日陰でもよく育ちます。

鉢やプランターで育てる場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

植え替え

植え替えは、暖かくなった4月ごろに行います。鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。

日常の管理

鉢やプランターで育てている場合は、夏場の水切れに注意します。

冬の管理

鉢やプランターに植えている場合は、軒下の霜の当たらないところに移し、水やりは控えめにします。

関東以西の暖地では、北風の当たらないところに植えていれば庭植えでも冬を越しますが、厳冬期は霜除けをしたほうが安全です。

ふやし方

5〜6月に挿し木ができます。

肥料

鉢植えの場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、生育期間中、月1回程度固形肥料を置き肥するか、月に2〜3度液肥を与えます。

庭植えの場合は、4月に緩効性の化成肥料を株の周りに撒いておきます。後は、9月ごろに追肥をします。

病気・害虫

特にないようです。

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