球根ベゴニア

球根ベゴニアの花
写真 ‘フォーチュンベゴニア'
撮影時期 2019.6.24
栽培状況 庭植え

科名・属名

シュウカイドウ科
シュウカイドウ属

園芸分類

春植え球根

別名

(特にありません)

原産地

中・南米

用途

鉢植え

花期

6〜7月

【球根ベゴニアについて】

球根ベゴニアは、花の豪華さではどの花にも引けを取りませんが、耐寒性がないうえに夏の高温多湿にも弱いという性質があります。このため、ベゴニアの中では栽培が難しいことから、あまり栽培されてきませんでした。

ところが、最近、とても育てやすい‘フォーチュンベゴニア’が販売されるようになり、手軽に楽しめるようになってきました。

フォーチュンベゴニアを栽培したところでは、花壇に植えてみたところ、なかなかよく咲いてくれました。中の写真は11月の終わりに写したもので、花壇でこれほど遅くまで咲くとは驚きでした。

また、プランターで育てて去年の秋に咲き終わり、そのまま土間に置いてあった株を春先にビニールハウスにいれていたら、いつの間にか芽を出して、株張りが35cmを越える大きな株になって、上の写真のようによく咲いてくれました。植え替えをしていなかったのに、これほどよく咲いてくれるとは、意外でした。

なお、今年の春に‘フォーチュンベゴニア’の苗を購入してプランターに植えたところ、今のところよく咲いています。夏越しは厳しいかもしれませんが、夏の状況については、追記していきます。

【球根ベゴニアの概要】

球根ベゴニアの花

草丈

茎が直立するタイプとハンギングタイプに分かれますが、茎が直立するスタンドタイプは30pほどになります。

フォーチュンベゴニアは、草丈が低いので雨風にも強いのが特徴です。

カメリア咲きなどの八重咲きが多いですが、いろいろな花形があります。

花径も30pほどの巨大輪から小輪、中輪まで幅広い品種があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 やや弱い

夏の高温多湿に弱く、また、耐寒性もありません。ただし、‘フォーチュンベゴニア’は、遅い時期までよく咲きます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

一般的な種類:かなり難しい

フォーチュンベゴニア:比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Begonia Tuberhybrida Hybrids

【主な種類と品種】

スタンドタイプ

バラ咲き、カメリア咲きなど八重咲きの品種が多く花径5p程度の小輪から30p近い巨大輪があります。花色もブルー系以外はほとんどあり、覆輪咲きなどもあります。

ハンギングタイプ

巨大輪こそありませんが。中〜大輪の各色といろいろな花形を持った品種があります。

フォーチュンベゴニア

秋から冬に楽しめる球根ベゴニアです。草丈が低いので雨風にも強く、花壇でも栽培できます。花色もたくさんあります。大事に育てれば春にも咲いてくれます。

【育て方と栽培のポイント】

植物園の温室で見かける球根ベゴニアは、一般の家庭では栽培が非常に難しいので、ここでは、‘フォーチュンベゴニア'の育て方法について記載しています。

栽培のポイント

※ 秋に咲き終わった球根を大事に取っておけば、春にもよく咲いてくれます。

植え付け

「サカタのタネ」の通販などで入手したポット苗を花壇に植える場合、暖地では9月下旬ごろに植え付けます。植え付けの際、根鉢を崩さないようにし、深植えにならないよう注意します。もちろん、鉢やプランターでも育てることができます。

また、春に購入した苗は、夏を迎えることを考慮すると、とりあえずは鉢やプランターに植えるようにします。夏を迎えるまでよく咲いてくれます。

ところで、これまでの球根ベゴニアであれば、花壇に植えるなどと言えば何とナンセンスなことをしてと笑われるでしょうが、この‘フォーチュンベゴニア'は、花壇に植えて花を楽しむことができます。勿論、鉢やプランターでも栽培できます。

球根ベゴニアの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土などを使います。

株間

花壇に植えるときは15cmほどにします。鉢植えであれば5号鉢に1球が目安です。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

植え替え

冬を越した球根は、気温が上がってくると芽を出してきますので、鉢やプランターに植え替えて育てます。肥培管理をしながら育てると、6月には花が咲いてくれます。フレームなどに入れておくと早く芽が出て、大株になってよく咲いてくれます。

日常の管理

過湿を嫌いますので、やや乾燥気味に育てます。鉢やプランターで育てる場合は、鉢土の表面が乾いてから水やりをします

夏の管理

夏の高温が苦手ですので、半日陰の涼しいところに置きます。

冬の管理

花壇に植えた場合は、霜に当たると枯れてしまいますので、寒さが厳しくなってきたら掘り上げて、暖かいところで春まで保存します。

鉢植えは、水やりを止めて乾燥させ、暖かいところで春まで保管します。

肥料

週に1回液肥を与えるか、固形肥料を月に1回置き肥します。

病気・害虫

ヨトウムシの被害を受けることがありますのでやすいので、早めに捕殺します。花壇に植えた場合は、鉢で栽培するよりも被害を受けやすいのでオルトラン粒剤をまいておくと安心です。

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