キルタンサス

キルタンサスの花
写真 クーペリー
撮影時期 2019.2.18
栽培状況 プランターで栽培

科名・属名

ヒガンバナ科
キルタンサス属

園芸分類

春(秋)植え球根

別名

ファイアーリリー

原産地

南アフリカ

用途

鉢植え、庭植え

花期

12〜3月

【キルタンサスについて】

キルタンサスは、南アフリカ原産のヒガンバナ科キルタンサス属の春(秋)植え球根で、主に冬から初春に咲く種類と夏に咲く種類に分けられます。前者の代表的なものはマッケニー(C. mackenii)で、後者ではサンギネウス(C. sanguineus)があげられます。

一般によく栽培されているのはマッケニーで、寒い頃に、筒状のちょっと変わった花をたくさん付けるので魅力があります。暖かい高知県の東部では、冬に、にぎやかに咲いている光景をよく見かけます。

一方、サンギネウスは、赤い花が魅力ですが、やや花が咲きにくいと言えます。本種とエラツス(C. elatus)の種間交配種にキルロータがあります。

【栽培メモ】

大変丈夫で、病気も特になく、植えっぱなしでよく花が咲いてくれます。

上の写真は、マッケニーの変種のクーペリーでクリーム黄色の大きな花が咲きます。キングイエローという名前で販売されているのが本種と考えられます。

【キルタンサスの概要】

草丈

20〜30p程度です。

(主な品種を参照してください)

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 比較的強い

マッケニーは比較的耐寒性は強いですが、鉢植えは霜に当てない方が無難です。暖地では庭植えができます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Cyrtanthus ssp.

学名の説明

Cyrtanthus・・・・・ギリシャ語の cyrt(湾曲)+ anthus(花)が語源です。

mackenii・・・・・南アフリカ共和国ダーバン植物園の学芸員 Mark McKen に因みます。

sanguineus・・・・・「血紅色の」

【主な種類と品種】
マッケニー
C. mackenii

一般に栽培されている品種で、12月に入ると筒状の花を数輪下向きに咲かせます。花色は、白、淡ピンク、ピンク黄、などがあります。

クーペリー
C. mackenii var. cooperii

マッケニーの変種で、2月になるとクリーム黄色の大きな花が咲きます。

サンギネウス
C. sanguineus

草丈30pほどの赤花で、夏〜秋咲きです。

【育て方と栽培のポイント】

キルタンサスの中では、主にマッケニーがよく栽培されていますので、ここでは、マッケニーを中心に記載しています。

栽培のポイント

※ マッケニーは、夏に休眠期に入りますが、葉は枯れず、半休眠といった状態になります。量は減らしますが水やりは続けます。

植え付け

種苗会社のカタログには春号に載っていることが多いので、この場合は当然のことながら春に植えつけます。関東以西の暖地の場合、マッケニー種は10月〜11月上旬頃に植え付けても差し支えありません。

寒さに比較的強いので、暖地では庭植えができます。ただし、サンギネウスは耐寒性が劣りますので鉢植えで育てます。

鉢植えの用土

市販の球根用培養土でよく育ちます。赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土でも差し支えありません。

植え付けの深さ

花壇に植える場合は球根が隠れる程度に、鉢やプランターに植える場合は、球根の上部が少し見える程度にします。

キルタンサスの花

株間

鉢植えの場合は、5号鉢に5球程度が標準です。庭植えの場合は3〜5cmほどの間隔にします。

植え場所・置き場所

鉢植えは、夏の前までは日当たりのよいところに置きます。

庭植えは、北風が当たらず、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。

植え替え

庭植えは、4〜5年したら株が混みあってきますので、分球して植え替えます。

鉢やプランタープランターなどに植えた場合は、2〜3年に1回を目安に植え替えします。

日常の管理

鉢植えは、過湿にならないよう土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。

植えた年は、あまり花立ちは多くありませんが、2年目になるとよく咲いてくれます。

冬の管理

寒さに比較的強いとはいえ、霜に当たると傷むことがありますので、鉢植えは霜の当たらないところで育てたほうが安全です。

休眠期の管理

マッケニーは、夏に休眠期に入りますが、葉は枯れず、半休眠といった状態になります。休眠期は、雨の当たらない日陰において、やや乾きぎみにします。量は減らしますが水やりは続けます。

肥料

植えつけ時に緩効性の化成肥料を与えます。鉢やプランターに植えた場合は、元肥のほか、生育期間中、月に1〜2度液肥を与えます。

病気・害虫

特にはありません。

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