ガーデンガーベラ

ガーデンガーベラの花
写真 ガーデンガーベラ
撮影時期 2015.6.6
栽培状況 苗購入後、庭植え

科名・属名

キク科
ガーベラ属

園芸分類

宿根草

別名

宿根ガーベラ

原産地

南アフリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜11月

【ガーデンガーベラについて】

ガーベラは花が大変美しいので、園芸店やホームセンターなどでは、ほとんど年中見かけるほどポピュラーな花です。ただし、在来種で耐暑性、耐寒性が強い品種があるものの、花壇に植えてもよく育ち、美しい花が咲く品種はごく限られていました。

その点、ごく最近に売り出されたガーデンガーベラあるいは宿根ガーベラと呼ばれる品種は、花壇に植えても十分に楽しむことを目的に育成されたもので、耐暑性、耐寒性にすぐれています。また、梅雨時の多湿にも耐え、病害虫にも強いとされています。

【栽培メモ】

大変丈夫で、ほぼ1日中日の当たるところに植えていますが、よく育っています。ただし、最近、猛暑日が増えてきていますので、庭植えのは、西日が当たらないところに植えています。

【ガーデンガーベラの概要】

草丈

30〜40cmほどです。

花径は5〜10cmほどです。花色は、白、黄、オレンジ、サーモンピンク、赤などの花色があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 比較的強い

耐寒性については、ほぼ−5度まで耐えるとされています。耐暑性も比較的あります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Gerbera hybrida

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

学名の説明

Gerbera・・・・・18世紀のドイツの植物学者ゲルベル(T. Gerber)に因みます。

hybrida・・・・・「雑種の」

【主な種類と品種】

ガルビネア

花径が5cmほどの品種群です。

大輪ガルビネア

ガルビネアよりは大輪のシリーズで花径は7〜10cmと紹介されています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 日当たりと水はけのよいところへ植えつけます。

植え付け

苗は春と秋に販売されていますので、これを買って育てることになります。

酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、あらかじめ苦土石灰を撒いておきます。植え付ける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)と化成肥料を入れて、庭土とよく混ぜてから深植えにならないようにして植えつけます。

ガーデンガーベラの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、パーライトを6:3:1程度に混ぜたものなどを使います。

植え替え

鉢植えの場合は、毎年植え替えます。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところへ植えつけますが、夏の西日が長く当たるようなところは避けるようにします。

鉢やプランターも夏場以外は日当たりのよいところに置いて育てます。長雨が続きそうなときは、雨の当たらないところに移したほうが安心です。

日常の管理

丈夫とはいえ、鉢やプランターに植えた場合は、過湿にならないようにします。

咲き終わった花や古い葉は、早めに株元より取り除きます。

夏の管理

耐暑性が比較的あるとは言え、鉢やプランターは、夏場は半日陰に移すようにします。

冬の管理

温暖地では戸外で冬を越しますので、霜除けは不要です。鉢やプランターは、霜の当たらない軒下などに移したほうが安心です。

肥料

植えつけ時に緩効性の化成肥料を与えます。鉢やプランターは、生育期に緩効性の固形肥料を定期的に与えるか1週間〜10日に1回液肥を与えます。

病気・害虫

病害虫に強く、大きな被害を与えるものはありません。

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