オンファロデス・リニフォリア

オンファロデス・リニフォリアの花
写真 オンファロデス・リニフォリア
撮影時期 2020.4.29
栽培状況 苗購入後、鉢植え

科名

ムラサキ科

属名

ルリソウ属

学名

Omphalodes linifolia

園芸分類

秋(春)まき一年草

別名

(特にありません)

原産地

地中海沿岸地域

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【リニフォリアについて】

オンファロデス・リニフォリアは、地中海沿岸地域原産のムラサキ科ルリソウ属の秋まき一年草です。この属には、宿根草のカッパドキア種がよく栽培されていますが、リニフォリアは、カッパドキアとはずいぶん趣を異にします。

葉がシルバーリーフで、花はカスミソウのように小さな花がたくさん咲きます。リトルスノーホワイトという名前が付いていますが、これは別名ではなく品種名だと思われます。

【栽培メモ】

写真は、秋に苗を買って育てたもので、戸外に置いてあった株に花が咲いたものです。この年は、霜の降りない極端な暖冬でしたが、耐寒性はありそうです。

【育て方は下へ ↓ 】

【リニフォリアの概要】

草丈

35pほどになります。

花径1pほどの白い小さな花がたくさん咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 弱い

耐寒性はありますが、小苗は強い寒さが苦手です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ タネから育てる場合:比較的やさしい

※ 苗から育てる場合:やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Omphalodes・・・・・ギリシャ語の omphalos(へそ)+eidos(の形)が語源で、タネがへその形に似ていることに由来しています。

linifolia・・・・・「リナム(アマ属)のような葉の」

【主な種類と品種】

‘リトルスノーホワイト’という品種が出ています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

タネ播き

10月がタネまきの適期です。寒地は春播きになります。直根性で移植をあまり好みませんので、通常はポリポットもしくはセルトレイに播きます。覆土は、タネが隠れる程度にします。

植え付け

ポリポットの底に根が回ってきたら、花壇やプランターなどに植え付けます。

耐寒性はありますが小苗のときには強い寒さを嫌いますので、花壇に植える場合、寒さが気になるときは春になってから定植すると安全です。

オンファロデス・リニフォリアの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

花壇に植える場合は、15〜20pほどにします。

植え場所・置き場所

日当たりのよいところで育てます。

日常の管理

鉢植えの場合は、鉢土の表土が乾いたら水やりをします。

肥料

花壇に植える場合は、植え付け時に化成肥料を1u当たり30gほど入れ、後は株の状態を見て、追肥として3月に化成肥料を株元に施します。

鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、暖かくなったら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。

病気・害虫

特にはないようです。

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