オミナエシ(女郎花) Patrinia scabiosifolia

オミナエシの花
写真 名古屋おみなえし
撮影時期 2017.7.29
栽培状況 タネ播き後、庭植え
科名・属名

オミナエシ科
オミナエシ属

園芸分類

宿根草

別名

アワバナ

原産地

日本、中国

用途

庭植え

花期

6〜9月

【オミナエシについて】

オミナエシは、秋の七草のひとつとして、よく知られているオミナエシ科の丈夫な宿根草です。ヲミナは女、ヘシは飯、すなわち「女飯」から転じたものと言われています。いつ頃のことかわかりませんが、昔は、男は白いご飯、女はアワの黄色いご飯を食べていたことに由来するようです。

女郎花と書いてオミナエシと読みますが、これは万葉の時代の歌人が創作したのが始まりとされています。

近親種に花の白いオトコエシがあるようですが、まだ、見たことはありません。

‘名古屋おみなえし’を秋にタネを播いて育てましたが、栽培したところでは、成育が比較的ゆっくりで、開花は翌々年の6月になりました。

【花の特徴と性質】

オミナエシの花

草丈

1〜1.5mほどになります。

黄色い小さな花が集まって咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性が強く、栽培の容易な宿根草です。

学名の説明

Patrinia・・・・・フランスの鉱山学者で植物採集家の Eugene LM Patrin に因みます。

scabiosifolia・・・・・「スカビオサのような葉の」

【主な種類と品種】

タネが販売されているのは ‘名古屋おみなえし’です。その他、40cmほどの姫女郎花があります。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

3月中旬〜4月に播きますが、関東以西の暖地では、秋まきもできます。育苗箱に撒き、薄く覆土します。

発芽まで2週間ほどかかります。発芽後、本葉が2〜3枚になったらポットに植え替えて育苗します。生育はゆっくりで、秋播きにしたところ、翌年の5月になって、ようやく定植できる大きさになりました。

植え付け

草丈が比較的高くなりますので、通常は、庭植えにしますが、鉢植えでも育てられないことはありません。

春にタネを播いて育てたときは、ポットに根が回ったら花壇やプランターなどに植え付けます。また、園芸店などでポット苗が売られていることがありますので、購入したら早めに植え付けます。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

オミナエシの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

花壇に植えるときは30pほどにします。60cmのプランターの場合は、2〜3株ほど植え付けます。

植え場所

大変丈夫で、日当たりと水はけがよければよく育ち、植え広げると写真のように美しい景観をつくります。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

植え替え

庭植えの株も3〜4年したら、株分けを兼ねて植え替えします。時期は、3月ごろです。

日常の管理

茎が伸び始めたら摘芯をしてやると、草丈が低く抑えられ、草姿がよくなります。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。

ふやし方

植え替え時に、株分けしで増やすことができます。

肥料

花壇に植えた場合は、肥料は必要ありません。肥料を与えると草丈が高くなって、倒伏しやすくなります。

鉢やプランターに植えた場合は、月に1回程度液肥を与える程度でかまいません。

病気・害虫

特にありません。

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