エラチオール・ベゴニア Begonia x hiemalis

エラチオール・ベゴニアの花
写真 エラチオール・ベゴニア
撮影時期 2002.4.27
撮影場所 とっとり花回廊にて
科名・属名

シュウカイドウ科
ベゴニア属

園芸分類

非耐寒性宿根草

別名

リーガース・ベゴニア

原産地

(園芸交雑種)

用途

鉢植え

花期

11〜6月

【エラチオール・ベゴニアについて】

エラチオール・ベゴニアは、球根ベゴニアとソコトラナ種(G. socotrana)を交配して育成された品種群を指します。別名をリーガース・ベゴニアと言いますが、これは、本種の育種を進めたドイツ人のオットー・リーガーに因んでいます。

なお、エラチオール・ベゴニアと呼ばれるようになったのは、‘エラチオール’という品種が有名になったことによるものです。

正確に言うと、リーガース・ベゴニアは、エラチオール・ベゴニアの中に含まれるようですが、一般的には、同じように使われています。

園芸店やホームセンターなどでは、ほとんど1年中見かける花です。花が大変豪華で、しかも長持ちするので、冬から春先の鉢物としては最高のもののひとつです。

栽培したところでは、花を楽しんだ後、管理が疎かになってしまうと、なかなか翌年もというわけにはいきませんが、それでも花期が長いので十分に楽しめます。

【花の特徴と性質】

エラチオール・ベゴニアの花

草丈

30pほどになります。

花付きがよく、株を覆うように咲くのでたいへん豪華です。一重と八重があり、花色は、白、黄、橙、赤などです。

品種がたくさんあり、どれも素晴らしいので、園芸店では、目移りがして、決めるまでに時間がかかります。

耐寒性・耐暑性

生育適温は、15〜25度ほどで、耐寒性はありません。

学名の説明

Begonia・・・・・サンドミンゴの提督 M.Begon に因みます。

hiemalis・・・・・「冬の」

【主な種類と品種】

たくさんの品種が出ています。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

周年売られていますが、11月〜12月に園芸店やホームセンターなどに多く出回るようになりますので、通常、この時期から春先に買って育てます。耐寒性がないので、鉢植えで育てます。

購入した株の鉢が小さく根詰まり気味の場合がありますが、この場合は、根鉢を崩さないようにして一回り大きい鉢に植え付けます。

エラチオール・ベゴニアの花

鉢植えの用土

市販の園芸用草花用培養土、もしくは、赤玉土、腐葉土、パーライトを5:4:1程度に混ぜた用土などを使います。

置き場所

春と秋は、直射光を避け室内のレースのカーテン越しの光が当たるところが適しています。

気温が高い時期は、蒸れないように窓を開けるようにします。日中不在でなどで、そこまで管理できない場合は、雨の当たらない戸外の半日陰に置きます。

植え替え

花が終わった株は、茎を短く切り戻し、5月頃に植え替えします。

日常の管理

終わった花や、変色した葉は早めに取り除きます。

夏の管理

高温と強光を嫌いますので、風通しのよい戸外の明るい日陰に置きます。

冬の管理

冬場に花の咲いた株を手に入れることが多いので、購入後は室内で管理することになります。

置き場所としては、日当たりのよいところが適しています。夜の冷え込みがきつい日は、部屋の中に小さな簡易温室を置き、その中に入れると安心です。

冬場は、基本的に肥料を与える必要はありません。

エラチオール・ベゴニアの花

ふやし方

増やす場合は、バーミキュライトなどに葉挿し、茎挿しができます。

肥料

買った株は、肥料を与える必要がない場合が多いですが、植え替えした後は、油カスと骨粉を混ぜた固形肥料を置き肥するのが簡単です。

そして、7月〜9月と冬場を除き、2週間に1回ほど液肥を与えます。

病気・害虫

冬場、縁側の戸を締めて温度、湿度が高い状態にしてあったため、ウドンコ病が発生したことがあります。

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