イペー |
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【イペーについて】 |
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イペーについては、元々は桃色の花が咲くTabebuia avellanedae をそう呼んでいたようです。黄色のものは「コガネノウゼン」と呼ばれていましたが、現在では、黄花の花の咲く方をイペーと呼ぶ場合が多くなっています。黄花イペーとも呼ばれます。 美しい花を咲かせる落葉高木ですが、高知でもそれほど見かける機会はありません。南米原産で、ブラジルの国花に指定されています。また、沖縄本島の那覇にはイッペー通りと呼ばれる通りがあるようですが、残念ながら見たことはありません。 相当大きくなる木ですし、耐寒性も弱いので、誰でも育てるというわけにはいきませんが、美しい花木です。 国華園のカタログに載っていましたので、植える場所も考えずに、今年(2016年)の秋に早速購入してみましたが、なんとか枯らさずにと思い、とりあえず鉢植えにして、春に植え付けようと思っているところです。 |
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【イペーの概要】 |
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樹高 3〜5mほどになります。 花 鮮やかな黄色の花が特徴です。近くでこの花を見ると、ノウゼンカズラの仲間だということがわかります。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、残念ながら耐寒性はそれほどありません。ただし、南国市で見かけた写真の木は庭に植えられていましたので、関東以西の太平洋岸の地域では植栽可能かと思われます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的難しい(無霜地域は別) (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Tabebuia chrysotricha 学名の説明 Tabebuia・・・・・アマゾンの先住民がこの木を呼んでいた現地語に由来します。 chrysotricha・・・・・ギリシャ語の chrysos(黄金色の)+trichos(毛)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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タベブイア属では、他にモモイロノウゼン(T. rosea)やギンヨウノウゼン(T. aurea)などが知られています。 |
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【育て方と栽培のポイント】 |
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植え付け 耐寒性が弱いので、春が植え付けの適期です。秋に苗木を手に入れた場合は、とりあえず鉢植えにして、暖かいところで冬を越し春になってから植え付けた方が無難です。 木が大きくなりますので、鉢植えでは厳しいと思われますが、10号以上の大きい鉢を使えばある程度までは可能かと思われます。 ![]() 植え場所 庭植えは、暖かい南側など日当たりのよいところに植え付け、冬の寒風が当たるところは避けるようにします。 剪定 大きくなりますので、樹形を抑えようとするなら落葉時に剪定をする必要があります。 ただし、木が大きくなってきたら剪定は困難になりそうです。 肥料 鉢植えの場合は、春と秋に置き肥を与えます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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