イカリソウ Epimedium grandiflorum var. thunbergianum

イカリソウの花
写真 イカリソウ '楊貴妃'
撮影時期 2016.4.14
栽培状況 鉢植え
科名・属名

メギ科
イカリソウ属

園芸分類

宿根草

別名

(特にありません)

原産地

東北〜九州、中国など

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【イカリソウについて】

イカリソウは、東北から九州、中国などが原産のメギ科イカリソウ属の宿根草で、花の形が船の碇に似ているところからこの名前がついています。この属の中では、濃い黄色の花が咲くダビディ(E. davidii)、キバナイカリソウ(E. koreanum)、トキワイカリソウ(E. sempervirens)のほか種間交雑種も栽培されています。

山野草の中では、丈夫で育てやすく初心者向きです。庭植えで育てることもできますが、小型の宿根草ですので、花を楽しむため鉢植えで栽培するのが一般的です。

栽培したところでは、耐暑性もありますので、暖地でも栽培しやすい山野草と言えます。

【花の特徴と性質】

イカリソウの花

草丈

20〜40pほどです。

花色は、白、ピンク、赤、黄色のほか、二色咲きの品種もあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性があり丈夫です。

学名の説明

Epimedium・・・・・ギリシャ語の Epi(上)+ Media(ギリシャの地名)が語源です。

grandiflorum・・・・grandis(大きい)+ florum(花の)が語源です。

koreanum・・・・・「朝鮮の」

sempervirens・・・・・「常緑の」

davidii・・・・・フランス人で中国の宣教師だった Père Armand David に因みます。

【主な種類と品種】

‘源平’

二色咲きの品種です。

‘夕映'

紅色の代表的な品種です。(写真:中)

ダビディ
E. davidii

中国の四川省や雲南省に分布している種類で、濃黄色の美しい花が咲きます。

‘楊貴妃’

‘夕映’とダビディーとの種間交配種で赤と黄のコントラストが美しい品種です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

園芸店やホームセンターなどで見かけることは少なく、種苗会社のカタログやネットを通じて購入する方が手っ取り早いです。

庭植えが手間がかかりませんが、小型の宿根草ですので鉢や小さなプランターで育てるのに向いています。植え付けは、花後の5月と秋が適期です。

イカリソウの花

鉢植えの用土

山野草の培養土、若しくは赤玉土、腐葉土(バーク堆肥)、パーライトを6:3:1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

15pほどにします。

植え場所・置き場所

鉢やプランターに植えたときは、春と秋は日当たりのよいところで、夏は明るい日陰か半日陰で管理します。

庭植えは、落葉樹の下などが適しています。なお、他の草花に負けてしまうことがありますので、そうした恐れのないところを選びます。

植え替え

鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢やプランターに植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、株分けをして植え替えます。

日常の管理

鉢植えの場合は、多湿にならないようにしますが、夏場は乾燥させ過ぎないように注意します。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。水やりは少なくしますが、忘れて乾燥させすぎないようにします。

ふやし方

植え替えの時に、株分けをして増やすことができます。

肥料

生育期間に置肥をするか、薄めの液肥を与えます。

病気・害虫

特にありません。

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