アカバナヒョウタンボク

アカバナヒョウタンボクの花
写真 アカバナヒョウタンボク
撮影時期 2022.4.8
栽培状況 庭植え

科名

スイカズラ科

属名

スイカズラ属

学名

Lonicera tatarica

園芸分類

落葉低木

別名

不明

原産地

ロシア南部〜中央アジア原産

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

4月

【アカバナヒョウタンボクについて】

アカバナヒョウタンボク(赤花瓢箪木)は、ロシア南部から中央アジア原産のスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木です。アカバナというよりは濃いピンクの花色ですが、賑やかに花が咲きますので、園芸店やホームセンターなどでも見かけることがあります。

丈夫な花木で暑さ寒さに強く手間がかかりません。場所もあまり取りませんので手軽な花木といえます。

なお、ベニバナヒョウタンボクが正しいのではないかとも思われるかもしれませんが、ベニバナヒョウタンボクは北海道に自生するとされており、この写真のものとは異なります。

【栽培メモ】

庭植えにしていますが、剪定をする程度で毎年よく咲いています。

【育て方は下へ ↓ 】

【アカバナヒョウタンボクの概要】

樹高

株立ち樹形で、1.5mほどになります。

スイカズラ属特有の花で、赤というよりは濃い桃色の花が咲きます。

アカバナヒョウタンボクの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があり丈夫です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Lonicera・・・・・16世紀のドイツの植物採取家 A.Lonitzer への献名

tatarica・・・・・(中央アジアの)「タタールの」

【主な種類と品種】

ロニセラについては、こちらをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 株が伸びすぎたら、花後に剪定して樹形を整えます。

植え付け

園芸店やホームセンターなどではあまり見かけませんが、春につぼみの付いた株が売られていることがありますので、これを買って植え付けます。

植え付けは3〜4月ごろが適期ですが、ポットや鉢に植えられている場合は、秋に植えても差し支えはありません。

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え付け後はたっぷりと水やりし、風で木がぐらつかないように支柱を立てておきます。

アカバナヒョウタンボクの花

鉢植えの用土

丈夫ですので、さほど用土は選びません。赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:3:3程度に混ぜたものが一例です。

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

ただし、夏場は、できれば半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぐようにします。

植え替え

鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢に植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。

鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を軽く落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。

剪定

株が伸びすぎたら、花後に剪定して樹形を整えます。

冬の管理

耐寒性がありますので、戸外で冬を越します。

肥料

庭植えの場合は、春先に有機質肥料を木の周りに施します。鉢植えの場合は、生育期の春と秋に1ヶ月に1回程度緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

特にありません。

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