アロンソア Alonsoa warscewiczii

アロンソアの花
写真 アロンソア 'メリアオレンジ'
撮影時期 2006.5.3
栽培状況 秋まき後、プランターで栽培(冬は軒下)
科名・属名

ゴマノハグサ科
アロンソア属

園芸分類

秋(春)まき一年草

別名

ベニコチョウ

原産地

ペルー、コロンビア

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月

【アロンソアについて】

アロンソアは、ペルーやコロンビアが原産のゴマノハグサ科アロンソア属の秋(春)まき一年草です。あまり栽培されることが少ない草花ですが、寒さにさえ気をつければ、丈夫で、育てやすい草花です。

ひとつの花は小さいですが、たくさん咲いてくれますので鉢植え、庭植えで長く楽しめます。元々は宿根草のようですが、耐寒性が弱いので一年草として扱われています。

栽培したところでは、耐暑性が弱く、春まきしたものは、十分咲かないうちに夏の暑さでダメになりました。秋まきで、プランターに植えた株を軒下においてありましたが、特に問題なく育ち5月初めに見ごろになりました。

【花の特徴と性質】

草丈

50〜60cmどです。

花径2cmほどで、花色は赤または橙です。ピンクやサーモンの花色の品種も出てきています。

耐寒性・耐暑性

半耐寒性ですが、霜除けをしないと冬を越せません。また、耐暑性もそれほどありません。

学名の説明

Alonsoa・・・・・コロンビアの首都ボコタのスペイン人の役人だった Alonzo Zanoni に因みます。

warscewiczii・・・・・19世紀のポーランド人の蘭コレクター Joseph Warsczewica に因みます。

【主な種類と品種】

「サカタのタネ」から 'メリアオレンジ' という品種が出ていました。写真のように、オレンジと言うよりも赤に近い色をしています。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

タネから育てる場合、春まきも秋まきもできますが、春まきの場合は夏の高温多湿が、秋まきの場合は冬の寒さが問題になります。

関東以西の暖地では、夏の高温多湿は避けようがありませんので、秋まきにして、冬は霜除けをした方がよい結果が得られると思われます。寒冷地の場合は、春まきします。

発芽適温は20度程度ですので、秋まきの場合は、9月中旬〜10月上旬に播きます。

育苗箱やピートバンにまき、覆土は、タネが隠れる程度の1〜2mm程度にします。発芽後、本葉3〜4枚のころにポリポットに植え替えて苗を育てます。

植え付け

タネを播いて育てた場合は、本葉が5〜6枚になって、ポットに根が回ってきたら花壇やプランターなどに定植します。

花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり50〜100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。

植え付けの際は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lと化成肥料を50gほど撒いて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

タネから育てると少し手間がかかりますが、春には園芸店やホームセンターなどにポット苗が出てきますので、これを買って植え付けると手軽に花を楽しめます。

アロンソアの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20pほどにします。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターで育てる場合も、夏場を除き、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

春になったら、摘芯をすると株が整い、花茎も増えて開花時の見栄えがよくなります。また、花後に切り戻しをしておきます。

夏の管理

夏の高温多湿に弱いので、鉢やプランターに植えている場合は、風通しのよい半日陰に移します。それでも、関東以西の暖地では、夏越しは厳しいと言えます。

冬の管理

耐寒性がやや弱いので、寒さの厳しい時期は不織布又は農ポリでトンネルをするなどして霜除けをします。

鉢やプランターに植えている場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。

肥料

花壇に植える場合は、植え付け時に、化成肥料を1u当たり50gほど与えます。

鉢やプランターに植える場合は、元肥として緩効性の肥料を与えます。後は、追肥として、冬場を除き2週間に1回ほど液肥を与えます。

病気・害虫

アブラムシが付くことがあります。

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