アラマンダ Allamanda

アラマンダの花
写真 ヒメアラマンダ
撮影時期 2016.6.14
栽培状況 鉢植え
科名・属名

キョウチクトウ科
アラマンダ属

園芸分類

非耐寒性低木

別名

アリアケカズラ

原産地

ブラジル、ギアナ

用途

鉢植え

花期

7〜9月

【アラマンダについて】

アラマンダは、ブラジル、ギアナなどが原産のキョウチクトウ科アラマンダ属の常緑低木ですが、耐寒性がないので、通常の栽培では冬に葉を落とします。また、本来はつる性ですが、鉢植えで育てると枝がそれほど伸びず、単に低木という印象です。

アラマンダ属の中で、一般によく栽培されるのは、花の大きなアリアケカズラ若しくはオオバナアリアケカズラと呼ばれる種類で、夏に鮮やかな黄色の花を咲かせます。最近、ヒメアラマンダや紅紫の花が咲くビオラセアも見かけるようになりました。

栽培したところでは、寒くなると葉を落とすものの室内で冬を越していますので、温室がなくても栽培できます。冬の寒さに気を付ければ栽培は容易で、下の写真の株も購入して6年ほどになります。

【花の特徴と性質】

アラマンダの花

樹高

現地ではかなりの樹高になると思われますが、鉢植えで売られているものは50p程度です。剪定をして育てれば、1m以内で花が咲きます。

ツル性とはされていますが、温室や現地はともかく、鉢植えで育てる分にはとそれほど枝は伸びず、低木という感じです。

美しい黄色の花が咲きます。紅紫色の花が咲く品種も出回っています。

耐寒性・耐暑性

耐暑性は強いですが、熱帯南米が原産ですので耐寒性はありません。もっとも、室内に入れると葉が落ちても、冬を越します。

学名の説明

Allamanda・・・・・リンネにこの植物のタネを送ったオランダの植物学者 Fredric Louis Allamand の名前に因みます。

cathartica・・・・・「下剤の」
※ この葉から下剤に有効な薬の成分が採れたことによるとされています。

neriifolia・・・・・「キョウチクトウのような葉の」

violacea・・・・・「紫紅色の」、「スミレ色の」

【主な種類と品種】

アラマンダ
(A. cathartica)

アラマンダの基本種で、和名はアリアケカズラといいます。花径は7〜8cmで、鮮やかな黄色の花が魅力です。

オオバナアリアケカズラ
(A. cathartica ’Hendarsonii’)

上記の大輪の品種です。通常、アラマンダとして出回っているのが本種で、花径は10cmほどです。(写真:中、下)

ヒメアラマンダ
(A. neriifolia)

花径3〜4cmほどの黄色の花がたくさん咲きます。木もコンパクトで鉢植えに適していますので、園芸店やホームセンターなどもよく見かけます。

ビオラセア
(A. violacea)

花径5cmほどの紅紫の花が咲きます。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

耐寒性がないので鉢での栽培になります。初夏に花の咲いた株が売られていますし、園芸店には秋にも出ていますので、これらを買って育てることになります。

ほとんどの場合、植えられている鉢が小さいので、大きい鉢に植え替えます。開花株は、根鉢をあまり崩さないようにします。

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土若しくはバーク堆肥を7対3程度に混ぜた用土などを使います。

植え替え

丈夫で根の張りもよいので、鉢植えの場合は毎年植え替えるようにします。時期は、春になって、枝が伸び始める前に行います。

古い土を表面と下の三分の一程度落とし根も整理して、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢に植え替える場合は、古い土を少し多めに落とします。

アラマンダの花

置き場所

高温と日当たりを好みますので、春から秋はよく日の当たるところに置いて育てます。

日常の管理

春から秋によく生育しますので、水を切らさないように、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

剪定

剪定は、春の植え替えの時期か、冬に室内に取り込む際に行います。

アラマンダは、その年に伸びる枝に花が咲きますので、伸びてきた枝を切ると花が咲きません。

冬の管理

耐寒性がないので、霜の降りる前に室内に取り込みます。寒くなると葉を落としますので、水やりは、ごく控えめにします。

ふやし方

繁殖は、挿し木が可能です。バーミキュライトなどに挿し、明るい日陰に置いて乾かさないように管理すれば発根します。

肥料

生育期間中は、液肥を2週間に1回程度与えるか、定期的に置き肥をします。

病気・害虫

特にありません。

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