アルストロメリア

アルストロメリアの花
写真 アルストロメリア
撮影時期 2013.5.20
栽培状況 プランターで栽培

科名・属名

ユリズイセン科
ユリズイセン属

園芸分類

秋植え球根

別名

ユリズイセン、
インカのユリ

原産地

南アメリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜6月

【アルストロメリアについて】

アルストロメリアは、南アメリカ原産ですが、品種改良はオランダ、イギリスが中心になって進められてきました。どちらかというと切り花としておなじみですが、最近は、種間交配の園芸品種が多く出回るようになっています。これらは、主に、ハエマンタ(A. haemantha)、リグツ(A. ligtu)、オーレア(A. aurea)などを交配して作り出されたものです。

切り花用のほかに、草丈の低い鉢栽培に向いた品種もたくさんあって、園芸店やホームセンターなどでよく見かけるようになりました。

花壇に植えたところ、日本の環境にはあまり適してないのか、品種の選択がよくなかったのか、よい結果が得られませんでした。

その後、鉢やプランターに植えたものは、夏や冬に地上部が枯れてしまうことがありますが、球根は生きている場合がほとんどです。この場合は、時期が来ると芽を出してきますが、芽を出してくると成長が早いので、よく咲いてくれます。

【アルストロメリアの概要】

アルストロメリアの花

草丈

ガーデンアルストロメリアと呼ばれる矮性種は30〜50pほどです。また、高性種になると1mほどになります。

花は平開せず、花径5〜8p程度で、昆虫を誘うための斑点や線が入っているところに特徴がありますが、斑点のない品種も出ています

色は多彩で、白、黄、桃、橙、赤、さらには複色花もあってたいへんカラフルです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 比較的強い

高温多湿と冬の寒さにはある程度耐えますが、本来、極端な高温多湿と寒さを嫌います。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

比較的やさしい(種類にもよります。)

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Alstroemeria spp.

学名の説明

Alstroemeria・・・・・スウェーデンの植物学者 Klas von Alstroemer への献名

pelegrina・・・・・ラテン語の peregrinus(外国の)が語源です。

ligtu・・・・・この植物のチリの方言に由来します。

【主な種類と品種】

ペリグリナ系
A. pelegrina

チリ北部原産で草丈が低く(20〜40p)大輪の花を咲かせます。寒さに弱い性質があります。

ドクターサルタース系

草丈70〜120pほどで、寒さに強く、育てやすい庭植え向きの丈夫なグループです。

リグツ系
A. ligtu

高性で耐寒性が強い性質を持っています。一季咲き性で開花時期は4〜5月頃です。

園芸交配種
A. x hybrida

現在、園芸店やホームセンターなどで見かける品種の多くは園芸交配種で、様々な色合いの品種が流通しています。

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ 鉢植えの場合、過湿にならないように水やりをします。

※ 秋の植え付けは、遅くならないようにします。

植え付け

耐寒性がやや弱く、また、夏の高温多湿を嫌いますので、通常は、鉢やプランターで育てます。庭植えにした場合、根腐れを起こしたり、冬の寒さで傷みますので、植栽できるところは限られます。

植え付けの適期は、9〜10月又は3〜4月です。

アルストロメリアの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)を4:3:3程度に混ぜた用土などに植え付けます。

植え付けの深さ

覆土は3〜5p程度とします。

置き場所

日当たりのよい場所を好みますので、秋から初夏までは日当たりのよいところに置きます。

梅雨時になったら雨の当たらないところに移します。

株間

20p程度とします。プランター植えも同様です。

植え替え

鉢植えの場合は、毎年、若しくは2年に1回を目安に9〜10月ごろに植え替えをします。秋に植え替えをしなかった場合は、暖かくなってきたら植え替えをします。

植え替えをする際は、鉢やプランターの球根を丁寧に掘り上げます。掘り上げた後、乾燥状態になることを嫌いますので、分球して直ぐに植え込みます。

日常の管理

鉢植えの場合、春からの生育期に注意することは、多湿にならないようにすることが大切で、長雨に当てたり、水をやりすぎないよう注意します。

リグツ系などの一季咲きの系統は、高温多湿を嫌いますので、花後は、水やりをやめて休眠させます。四季咲きの系統も花後は乾燥気味にして育てます。

夏の管理

高温多湿を嫌いますので、梅雨時になったら雨の当たらないところに移し、夏場は明るい日陰に置きます。

夏場に地上部が枯れてしまう場合がよくありますが、球根は生きていることが多いので、慌てて処分しないようにします。

冬の管理

秋に芽を出してきたものは、ビニールハウスなど暖かいところに置けば、そのまま育ちますが、軒下などでは冬の寒さで葉が傷んでしまうことがあります。

アルストロメリアの花

ただし、球根は生きている場合が多いので、この場合は、春になると芽が出てきますので、できるだけ暖かいところで春まで休眠させます。

葉が元気な株は、水やりは少なくしますが鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

ふやし方

植え替えの時に分球して増やすことができます。

肥料

植え付け時に緩効性の化成肥料を与えます。

また、春に芽が出るころから開花まで、月に1回程度緩効性の固形肥料を置き肥します。

病気・害虫

特にありませんが、アブラムシに注意します。

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